
甑島は手付かずの自然が残る島で沿岸から沖合いにかけ天然瀬礁が広がり、黒潮や対馬暖流と沿岸水が混ざり合い、豊富な栄養素を求めて多くの魚が集まります。中でも漁業のある上甑島は遠浅の海が広がり、きびなごの産卵場も多く、名実ともにきびなごの産地として広く知られております。
甑島のきびなごの特徴はなんといっても、その魚体の大きさです。
※体調10cmを超えるきびなごも水揚げされております。
実も厚く開いてお刺身、揚げて唐揚げと様々な用途に対応いたします。
現在、日本全国のきびなごの水揚げ数量は約3,000tと推測されています。
その中で、甑島は全国の水揚げ数量の約20%にあたる600t以上の水揚げ実績を誇り日本有数の産地として知られています。
きびなごを卸した後はプロトン凍結を行います。プロトン凍結を行うことで細胞破壊が止まり、解凍しても旨みや美味しさが流れません。通常の凍結方法に比べて、解凍後のアミノ酸減少量を約3倍抑えることができます。
きびなごはいわしの仲間で本来痛みやすく鮮度維持が難しい魚です。遠く離れた皆様に鮮度の良い状態でお届けするには、冷凍処理は避けられない魚です。プロトン凍結したキビナゴは解凍しても新鮮さを失わず、獲れたての鮮度を再現できるのです。
私達は冷凍も調理の一つとして考え、長年の経験と多くのテストを重ね、生鮮と変わらぬ美味しさをお届けします。
甑島漁業協同組合の加工施設は、日頃からの衛生面に対する徹底した管理体制が高く評価され、消費者の食の安全を守る組合として、鹿児島県社団法人食品衛生教会様より優良衛生施設として認定されました。
甑島漁協協同組合は、豊かな海の恵みを産地と同様の味でお届けするために、組合員が一丸となり、手間隙惜しまず1尾1尾丁寧に、そして素早く加工し商品作りを行っております。
安心安全面にも徹底的にこだわり、甑島ならではの商品を皆様のお手元にお届けいたします。ぜひ一度甑島自慢の逸品をお試しください。

